平等にやってくるチャンスを掴める会社か否か!?
企業が発信するニュースリリースは、複眼的に捉えると興味深いものがある。例えば、市販目薬で首位のロート製薬、いまや事業構成比率(今3月期中間期時点)でみると、スキンケア(化粧品)分野が59%とアイケア(目薬、23%)分野を上回っているが、ニュースリリースからもそうした実態が容易に窺える。今日に至るまで同社は新年入り後、4通のリリースを出している。最も新しいところでは、1月26日の、『透明肌とニキビ予防のW効果/オキシーホワイトシリーズ』と銘打たれたものだが、実は4通ともスキンケア関連のものばかりなのである。
肌研(はだらぼ)シリーズで女性用化粧品、オキシーシリーズで男性用化粧品市場に着実な座を固めつつある。では何故同社は、化粧品市場に進出しえたのか。
チャンスは確実にものにする。言うのは容易だが、後になり(かっこうの)チャンスを手にしえなかったことに“苦虫を噛み潰す”ケースが、人でも企業でも大方であろう。